イングリッシュ・コッカー・スパニエルについて
English Cocker Spaniel![]()
歴史
Eコッカーの歴史は古く、『カンタベリー物語』の著者である、チョーサーの別の作品において、スパニエルという言葉が記されていることから、14世紀には一般的な犬種になっていたようです。もっと古い文献では、10世紀のウェールズ王ハウエル・ダーがその法典の中で、「王が所有するスパニエルは1ポンド(注:現在の貨幣価値と比較すると数千万円になる。)の価値がある」と記されています。
現在のEコッカーの犬種としての確立は、英国ではケネル・クラブが1892年に、カナダではカナディアン・ケネル・クラブが1940年に、アメリカでは、アメリカン・ケネル・クラブが1946年にEコッカーを正式に公認したことが、犬種としての始まりです。
日本には、明治時代に輸入された唯一のスパニエルでしたが、アメリカン・コッカーの登場によって、数が激減し、今日に至っています。
容姿
体高:オス39~41㎝、メス38~39㎝
体重:オスメスとも11~15㎏
Eコッカーのコートは絹糸のようであり、肌触り抜群です。カラー・バリエーションも豊富で、ブルーローン(Eコッカーでは最もポピュラーな毛色。ブルーの斑でホワイトの部分にはブルーの差し毛がある。)、オレンジローン(ララの毛色。オレンジとホワイトにオレンジの差し毛がある。)、レバーローン、ブルーローン&タン(ブルーローンにタン・マーキングが入る。)、を代表としたパーティ(白地に斑、ローンを含む)・カラーおよび、ソリッド(単色)・カラー(ブラック、レバー、レッド、ゴールド)並びに、ブラック&タンというニュー・カラー(これはソリッド・カラーとパーティ・カラーの交雑を行った際の副産物だそうです。)が存在します。
性格
活発でフレンドリーです。他の犬とのトラブルもほとんどありません。家族に対する愛情がとても深く、甘え上手です。その反面、家族以外の人に対しては、無関心だったりします。番犬の役割は果たしますが、無駄吠えをすることはほとんどありません。賢く、忍耐強いので、しつけも入りやすいと思います。さびしがりやなところがありますが、自分の世界を持っていて、少し猫のような振る舞いをすることもあります。とにかく愛らしい犬種です。(ララを基準にしているため、すべてのEコッカーが右のような性格とは言い切れません。でも、人を虜にさせる魅力にあふれた犬種であると断言できます。)
